Dancing in The Sun/フランク・プールセル
- flyhiko2
- 2016年1月31日
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この曲は、今は名前を変えて放送を続けている放送局「ラジオ日経」の前身、「日本短波放送」の番組で、タモリさんがやっていた、BCLを趣味にしているリスナー向けの番組のオープニングテーマ曲で覚えています。
BCLといってピンと来る方は、45歳以上の方かなと思います。今の若い方は、BCLといわれてもチンプンカンプンでしょう。
当時、僕は中学生で、海外からの短波放送に夢中でした。海外旅行がまだまだ身近でないときで、中学に入り英語を習い始め、本やテレビで紹介される海外の事情に、胸をときめかせていました。インターネットなんてものは存在せず、衛星放送もありません。海外からの情報をダイレクトに知ることができるのは、各々の国が実施している短波を使ったラジオ放送でした。
英語のみならず、日本語放送もやっている放送局もありました。僕は、ラジオ・オーストラリアが好きで、1度、ABC(ラジオ オーストラリアの略号)の英語番組に質問状を送り、放送で流してもらったことがありました。貴重な思い出です。
そんな時代、タモリさんが、日本短波放送で、海外からの放送の番組や受信状況を紹介してくれる番組を週に1度、放送されていました。番組名は不確かですが、「ハロー ジーガム」? だったかもしれません。この番組のオープニングテーマが、この曲です。
当時は、曲名や演奏者は知りませんでした。ただ、この曲が流れてくると、胸がわくわくして、今日は、どんな情報が出てくるのかな、と期待でいっぱいでした。
高校に入り、自分のBCLブームは終わりましたが、この頃、国内、海外を問わず、本当にラジオづけの日々でした。
「Dancing in the Sun」は、リズミカルな曲で、思わず、踊りだしそうになる曲です。プールセルは、早いテンポの曲から、遅いテンポの曲まで、本当に何でも、うまくアレンジ、演奏しますね。今でも、この曲を聞くたび、当時のことが思い出され、ワクワクしてしまいます。
ただ、残念なことに、この曲を収録しているCDは、発売されていないようで、僕は「AWA」で通勤時に楽しんでいます。EMIを吸収したユニバーサルさんには、ぜひ、再発をお願いしたいところですね。
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