ムーンライト セレナーデ/グレン・ミラー オーケストラ
- flyhiko2
- 2016年12月18日
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この曲は、本当にたくさんの演奏者によって録音されていますが、やはり、元祖といえば、グレン・ミラーでしょう。小生が子供の頃、AMラジオで聞いたときには、グレン・ミラー楽団と言っておりましたが、いつの間にか、グレン・ミラー オーケストラという呼び名のほうが一般的になったような気がします。これも、時代の流れでしょうね。楽団というと古めかしく聞こえてしまいますね。
それにしても、このゆったりとしたリズムは何ともいえませんね。ひとつひとつの楽器の音がしっかりと聞こえ、協調しています。ゆっくりとした時間の流れを味わえますね。何か、煙草の煙がゆっくりと宙を舞う、そんな光景がぴったりはまりそうです。
グレン・ミラーは1904年生まれのドイツ系アメリカ人とのことで、もともとはトロンボーンの奏者のようです。第2次世界大戦のときは、自分のオーケストラを率いて、戦場の各地を慰問演奏していたようです。そして、慰問演奏のため飛び立った軍用飛行機の事故で亡くなったようですね。
彼はアメリカ人の間で人気があったため、その半生が映画「グレン・ミラー物語」として制作されています。古きよきアメリカという感じですね。
小生は、グレン・ミラーオーケストラの「ムーライト・セレナーデ」の演奏も好きですが、あまりにもゆったりとした演奏のため、ピッチの早いポール・モーリアの演奏も大好きです。同じ曲であるにもかかわらず、ポール・モーリアの演奏は洗練されていて、また違った味わいがあります。聞き比べてみると面白いですね。
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