Feels So Good/チャック・マンジョーネ
- flyhiko2
- 2016年11月23日
- 読了時間: 2分
この曲は、イージーリスニングに分類されるよりも、ジャズとかフュージョンというジャンルに分類されるかも知れませんが、そんなジャンル分けはさておき、本当に気持ちがよくなる曲ですね。
タイトルそのものが、「とても気持ちよく感じる」というタイトルなので、言うまでもないのですが。
初めて聞いたのがいつだったか忘れてしまったのですが、最初、ラジオでこの曲を聞いたとき、衝撃を覚えました。曲頭のトランペットのゆっくりしたリズムから、すこしずつアップテンポになり、メインのトランペットの旋律、そして同じメロディのさまざまな楽器によるアレンジ。次は、どんな展開がくるのかと期待を持って耳を澄ますと、期待にたがわぬ気持ちの良い展開が次々繰り広げられる。。。
グランド・オーケストラの演奏とは一味も二味も違う、なんともいえない心地よさ。どんなに落ち込んでいても、この曲を聞くと、何とも言えない心地よさを回復します。そして、時間の経つのを忘れてしまいます。
トランペットの演奏というと、ニニ・ロッソが思い浮かぶのですが、ニニ・ロッソはトランペットのソロの演奏が有名で、アンサンブルはあまりなかったと思います。
それとは違い、チャック・マンジョーネの演奏は、いろんな楽器の良いところを引き出し、トランペットでまとめる、というような印象です。それに加えて、ジャケット写真の何ともいえない笑顔。トランペットを抱きしめ、本当に心地よさそうな雰囲気が見ている人にも伝わってくるようです。
チャック・マンジョーネはこの曲以外あまりヒット曲はないと思いますが、この1曲があれば、もうそれで十分です。というか、この曲にすべての良いところを凝縮してしまった、というところではないでしょうか。
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